2016年06月9日
腸内細菌を味方にてけて、いざダイエット
こんにちは
梅雨ですね。。
髪の毛が気になる今日この頃
太りやすい人太りにくい人
その差はナント
腸内細菌の種類の差だったんです
私達のお腹の中には、腸内細菌が3万種類、
その数1,000兆個総数量はおよそ2㎏
大量の細菌が私達の腸に住んでいるんですよ
そして、その影響力はものすごくて、風邪や食中毒などの感染症だけでなく、
ガン、肥満、動脈硬化、糖尿病、認知症、うつ病、アレルギー疾患
にまで及ぶことがわかってきているそうです。
腸内フローラ
腸内細菌は同じ種類の菌が群生し。お花畑のように腸壁を覆って
生息しているところから、『腸内フローラ』と呼ばれています。
世の中には、太りやすい人と、太りにくい人がいます
今までは『基礎代謝の違い』とか『腸の吸収率の違い』などを言われてきましたが、
最近では『腸内フローラの乱れが肥満体質の原因になる』ということがわかってきています。
腸内にいる細菌たちは主に4種類
・フィルミクテス門
・バクテロイデス門
・アクチノバクテリア門
・プロテオバクテリア門
※「門」は生物の分類階級のひとつです。
このうち
フィルミクテス門とバクテロイデス門は『日和見菌』
プロテオバクテリア門は『悪玉菌』
アクチノバクテリア門は『善玉菌』
日和見菌は善玉が優位の時は善玉菌になって、
悪玉菌が優位であれば悪玉菌になります。
腸内細菌の約7割を占める『日和見菌』がとっても重要な働きをしてくれて、
日和見菌こそ腸内の最大勢力なんです
そしてそして
日和見菌の「フィルミクテス門」は太った人の腸に多く存在して
「バクテロイデス門」は痩せた人の腸に多く存在します。
フィルミクテス門の細菌は、糖質を代謝する遺伝子が多くて、
この菌が増えると、少しの食べ物からも大量のエネルギーを作り出せる体になってしまいます。
使われずに余ったエネルギーは脂肪となって体に蓄えられます。
=太りやすくなるということなんです
痩せるためには、「フィルミクテス門」が増えるような食事をしないことです。
「フィルミクテス門」は、食物繊維が不足した精製した主食や、
砂糖たっぷりのスイーツ、油脂でギトギトの肉料理や揚げ物を食べていると増えます
反対に低糖質、低脂肪、高食物繊維の食事をしていると「バクテロイデス門」が増えて、
色々な善玉物質を作り出してくれて、生活習慣病の予防や改善に貢献してくれるんです
腸内フローラの組成は生後1年でほぼ決まりますが、
どんな菌が繁殖して、どの菌が隅に追いやられるかは、
日々の食生活で常に変動しています。
善玉菌をいっぱい育てて味方につけることはとっても大切なことなんですね
痩せる食事の仕方や、食べる物など、次回にお伝えさせてもらいますね。
では次回をお楽しみに?♪( ´θ`)ノ
トータルケアmimi
花渕妙子